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中規模メディアの立ち上げや、ディレクション、運営、広告出稿や、Web制作を通して、またライターとして実際にお仕事をしてきた経験から、読みやすい文章はどんなものか?というのをピックアップしてみました。

1. 話の流れがスムーズ

順序立てて話が進む文章は読みやすいのは皆さんもご存知の通りですが、起承(転)結や5W1Hで書いた、構成ができているものや、流れのあるものは読みやすく、またマーケティングでいうフックもかかりやすくなります。

フックとは「釣り針」や「鉤状」のものをさし、トリガーとも言われ、その後のアクションに繋がるキッカケと覚えておくとわかりやすいかもしれません。

2. 具体的な内容が書いてある

具体的に内容が書いてある文章は、イメージがしやすく、また「これどういうこと?」ということが極力無いように書きます。

この場合具体的に書き過ぎると、文章が長くなり過ぎるので、例えば『キノコが食物繊維たっぷりで、お通じに良いので食べよう!』という記事を書くとして、しいたけ、ぶなしめじ、えのきたけ、マッシュルーム、きくらげ、まつたけ、まいたけ、ひらたけ、やまぶすたけ、なめこ、と書くのでは無く、しいたけや、ぶなしめじなどのキノコ類と1つ上のカテゴリ階層のものをつけ、略すようにしましょう。

そうでないと、ページや探している内容によりますが、文字の羅列が出てきた瞬間に、ユーザーがそのページから離れてしまう可能性があります。

3. 読み手のニーズやウォンツに答える文章であるか?

読み手が知りたいであろう内容を伝える文章であるかというのは、とても重要なことです。例えばコスメの宣伝文を書いているのに、成分だけ書いてあっても仕方ないですよね?今回例題に出したコスメは、薬事法のウンタラカンタラがあるので、もちろん効果効能は書けませんが、書ける範囲内で、なるべく伝えられるようにしましょう。

4. 話をくり返していないか?

ライターさんでもいらっしゃいますし、私自信もやってしまうことが多いのが、話をくり返してしまうこと、丁寧に説明しようとして、前の文章と、あとの文章が、内容的には一緒だよね?というのは、実に多く見かけます。これ意識しないと見落としがちな部分なので、ダブっていないか?しつこくなっていないか?は、良く見直しましょう。

5. 誤字脱字が少ない

誤字脱字って、クセなので直すのがとても難しい部分で、私自信も、かなり誤字脱字の多い人間だと自分で思いますが、あまりにも多いと、大変読み辛い文章になる上に、説得力に欠けてしまうので(今この時点で自分のムネが痛いのですが…w)誤字脱字は気をつけるようにしましょう。

しかし人間だれしも間違いはあるもの……。そこで、ツールの力に頼ると良いと思います。様々なツールがありますが、多くの人が持っていそうな「Word」を使用する方法がオススメです。下記の参考サイトに詳しく解説してありますので、是非参考にしてみて下さい。

誤字脱字を見つけ出せ!便利な校正ツール – PENYA
http://penya.jp/writer-technique-07/

6. 一文が長過ぎず、短すぎず

ターゲットにもよりますが、最近は文章が短くなる傾向にあります。1文は長過ぎず、短すぎず、読みやすい位置で句読点を入れるなどしてみて下さい。また接続詞などの使い方にも気をつけた方が良いと思います、あまりにも何度も同じ接続詞が並んだり、文節が同じものが続くと、読み辛い文章になりますので、工夫してみて下さい。また、長い文は他の言い回しにできないか?考えることも、読みやすい文章を書くためのポイントとなります。

7. ブロックごとに区切る

以前のブログ「インターネットの海で読んでもらえるブログやサイトのコンテンツを書く方法 (2) ー文章編ー」にも書きましたが、ブロックはある程度のところで区切るようにしましょう。

だいたい、大抵は1ブロック100文字から150文字(250文字くらいのメディアもあります)くらいで、一回、空行を入れると良いとわれています。

8. 横に並ぶ文字数も気をつける

たまに、横幅一杯のサイトで、文字がずらずらと並んでいるサイトがありますが、あれは非常に読み辛いですよね、Webで読みやすいと言われている1行の文字数は、だいたい35文字くらいから、50文字くらいです。これは厳密ではなく、メディアによっては33文字もありますし、書いている内容にもよるので一概には言えませんが、だいたいそれくらいの方が読みやすくなっています。

無料のブログなどは、それくらいで調整をされているのですが、自作でテーマを作る時には、注意して下さい。

詳細は、以前のブログに書いてありますので、宜しかったらそちらもご覧下さい。
Web制作時に気にしたい文字数のこと

いかがでしたか?ぜひ、色々なサイトを見て参考にしてみて下さい。